確定申告で「現金納付」を選んだ方のための「納付書」の書き方
『確定申告書類を自宅で作成するやり方』の項で支払方法に、「現金納付」を選択した方のための具体的な方法です。
「納付書」の入手方法
金融機関などで支払うためには「納付書」が必要です。これは確定申告の書類を送り終わって家でボーーっと待っていても税務署から送られてくる事はありません。自分で入手します。納付の期限は確定申告の締め切りと同日です。急ぎましょう。
「納付書」は金融機関で貰う
窓口で聞けば大抵の金融機関(郵便局でも)で、その地域の税務署名が印字されたものが用意されています。
『(納付書) 領収済通知書』と印字されている物です。
金融機関に無かったら税務署
税務署でも当然用意されています。
「納付書」の書き方
では、具体的にどこに何を書けばいいのかご説明します。用紙は複写式になっているので、ある程度は筆圧をこめて黒のボールペンで。
「1」年度
納付の年度を書きます。申告は3月なので「確定申告する年の前年」を記載します。(31年の確定申告は「30」と記入)
「2」税目番号
これは裏面に記載されているのですが、確定申告の場合は「320」
「3」税務署名
納付する税務署名を記入します。(確定申告書を送付した税務署です)
「4」税務署番号
送付した税務署地域の金融機関や税務署で用紙を貰えば「3」も「4」も大抵は印字されていると思われます。ここは分らない場合は白紙でも大丈夫なようです。
「5」整理番号
白紙で大丈夫です。
「6」税目
これは「2」と共に裏面に記載されているのですが、「申告所得税及復興特別所得」と書きこみます。
「7」信託の名称
白紙で。
「8」「9」住所・名前
住所と名前を記入します。
「10」本税
ここに「確定申告書 第一表の47」→「納める税金」の数字を書き込みます。これが納める額になります。
「11」合計額
「10」と同じ数字を書き込みます。数字の頭に必ず「¥」(円マーク)を書き入れること。
「12」年月日
確定申告の場合は年度だけで。具体的には「1」と同じ数字を書き込みます。
「13」申告区分
確定申告は「4」に丸を。
以上です。
お疲れ様でした。
これを持って金融機関の窓口で納付しましょう。