FXで確定申告する時に経費として申告できる物まとめ
の記事に、「FXの税額は約20%も取られる、節税のためにはマメに経費で落とすしかない」と書きましたが、その「経費」の項です。
どういう物が認められるのか……については、出してみて、何ヶ月も経って、何も言って来なければ認められたんだなぁと思うしかありません。
そもそも、経費が通るかどうかは税務署の担当者によるところが大きいという話です。
嘘をつく必要もありませんし、とにかく「FXのために使った」なら正々堂々と経費にすればいいと思います。
私自身はそんなに大した物を出していないので、とりあえず、私自身が出して、たぶん認められた物を。
パソコン・スマホのインターネット通信費
私の場合は……と言うよりも、今、ネットを使ってこのページを見ている方は、ほぼほぼネット取引きの方々だと思います。
ネットで取引きしているのですから、当然ネット接続のための料金は経費になるわけです。
ただ、FX取引用のネット通信を普段使っているものと別にしているという方以外は、家族で共有していたり、1人で使っているとしても100%為替取引のために繋いでいると言い切れる方は少ないと思うのです。
そういう場合は「按分」します。つまり、何割が私用で何割が仕事(FX)のための使用料か考えて経費にするわけです。
それも「何となく」ではなくて、きちんと説明できるように分けなければいけません。
検索してみたところでは、「5/7」つまり70%を経費にしている方が多いようです。国内FXでは取引は一週間に5日間だからです。
私は、残りの2日間もFXのためにブログを書いたり検証したりしているので100%……にしたいところですが「6/7」で85%を申告しています。
ひかりケーブルテレビとネットのパック契約などで支払っている方は、契約先に「料金の内のいくら分がネット通信代なのか」問い合わせてから計算するといいでしょう。
できたら、その証明を文書にして送ってもらいたいものですが、そこまでできなくても電話先の担当者の名前は控えておきましょう。
スマホの通信料
パソコンを使わなくなったと言われるこの時代、ほぼスマホ取引きだという方もおられるかも知れません。
スマホこそFX取引き以外に使用する内容が多そうなので、通信料の按分も人によって全く違うと思われます。
私は外で仕事をする日が週4日、外出時に取引きする割合を考えて、40%を申告しています。
他に「経費」として考えられるもの
私自身は本年度は通信費しか経費として計上していません。
「FX取引きのために使ったと言い切れ、領収書がきちんと用意できるもの」として、他に考えられるものを挙げておきます。
- パソコン代(その年に「FXのために」パソコンを買った場合)
- スマホ代(これも按分で)
- 光熱費の一部
- FXのために購入した本や経済新聞代
- FXのための商材ソフトや有料アプリ代
- セミナー料金
- セミナーに行くための交通費
- 有料メルマガ料金
- FXのために購入した文房具
- 本年度確定申告郵送のための切手代も
家賃の一部や車代まで経費にする方もおられるようですが、白色申告でそこまで通るかは疑問です。
そもそも利益の50%にも及ぶような経費が通るとは思えません。
50万しか利益がない人の30万の経費と500万利益がある人の30万の経費では税務署の印象も違うというもの。
ご自分の年間成績を見て、常識的な額の申告を。
参考になるサイトさま
【FXの経費】何が認められる?必要なものは?13の具体例でちゃんと節税